<p>Source: Linde Gas</p>

原理

一般的な切断用のガスには酸素と窒素が使用されると前記しましたが、この二つには本質的な違いがあります。低品質や非合金のスチールであった場合、酸素の燃焼により溶解させます。したがってこの方法はガス切断(炎切断)と呼ばれています。比較的低出力で厚さのある材料を切断することができるという反面、切断面に酸化皮膜を生成するため、その後の更なる溶接をする場合には適さないという欠点があります。酸素ガス(要純度99.95%以上)の消費量は、切断用光学ノズル径にもよりますが、通常は毎時0.5〜4㎥です。酸素ガスによる切断のための設定圧力は0.8〜4バーです。

特にアルミニウムやステンレススチールには、燃焼の起こらない窒素が切断ガスとして使用されます。レーザ出力によりベース材料が単体で溶融され、溶断と呼ばれます。切断後でもステンレススチールの酸化はありません。アルミニウムの場合は酸素を使用することにより発火することがあるため、純度99.995%以上の窒素が使われ、また酸素のガス切断(炎切断)よりも高い圧力(6〜20バー)が必要となります。したがって、ノズル径はガス消費量とアプリケーションコストを左右する重要な指標となります。レーザーラインの本社(下記リンク)のアプリケーションラボにて、テストを行っていただけます。